バイクのバッテリー上がりについて
バイクのバッテリー上がりを発生させる原因は色々考えられますが、まず自然放電によって上がっている可能性があります。例えば寒い時期になるとバイクは乗らないという方も多いかと思われますが、乗らないで放置している状態ですと電気が放電してしまいますので、バイクに乗ろうと思った時には充電不足でバッテリー上がりになっている事があるのです。
もし長期間乗らない場合には定期的にエンジンを掛けたり、充電を行うようにする、バッテリーの接続を外しておくなどの対策をした方が良いでしょう。
パーキングライトやメットインスペースのライトが付けっ放し状態によるバッテリー上がりも少なくありません。うっかりとライトが点灯している状態で離れてしまう事もあるものですが、エンジンが掛かっていない状態でライトが点いているとどんどん放電してしまうのです。ただそういった原因の場合は充電をすればすぐに回復できる事もあります。
単に寿命によってバッテリー上がりが発生し易くなっている事も考えられますが、バイクのバッテリーは車と違って寿命が短く、大体2~3年位と言われています。ですからその位の年数が経過しているようなら寿命を疑ってみた方が良いと言えますし、寿命が来ている場合ですと充電を行っても改善する事はできません。
その他にも原因としては車両側の充電装置の故障だったり、接続端子の緩みによって放電して上がってしまう事もありますし、事故などによってバッテリーの内部故障が発生している可能性も考えられます。