車のリモコン鍵の電池交換について

車自体は信用できる人から買い、その時はリモコン鍵も普通に反応していたという場合でも、中古で車を購入した際、使っているうちに強く押しても反応が悪くなり、何度か押し直しをするようになるなど、リモコン鍵の電池が弱っているというようなケースがあるようです。おそらく、鍵の電池までは新品に取り替えず引き渡されたのではないかと思われます。

時計の電池交換などをイメージすれば、車のリモコン鍵の電池交換も簡単にできるのでは?を思われるかもしれません。精密ドライバーで、ネジを回し、カバーを開けて電池を取り外し、品番を確認し、同じものを新しいものと取り替えれば電池交換は完了です。勿論、基盤にはなるべく触らないように気をつける必要がありますが、難しい作業ではありません。

ただ、このように自分で電池交換を行い元通りにネジを留めたはずなのに、車に向かってボタンを押したところ、全く反応がないということもあるようです。無理にこじ開けたり、部品を飛ばしたりしないように注意しながら、普通にネジを外し、普通にカバーを外し、電池だけを外すように出来るだけそっと作業をしたはずなのに・・・こんなことになると唖然としてしまいますね。

このような場合、一番可能性が高いのは、新しい電池のプラスとマイナスを逆さまにはめてしまったかもしれないことです。または、新しい電池をはめたつもりで古い電池をはめたとか、新しい電池がすでにバッテリー切れの状態になっていたとか、簡単な作業だけに意外と初歩的なミスをしてしまっていることも考えられます。

もしも、いろいろ試してみても一向に反応しないということであれば、やはり専門の方に見ていただくしかないでしょう。自分で車のリモコン鍵の電池交換を行った場合、もちろんそれは自己責任での作業となりますので、慎重に作業する必要がありそうです。