車の鍵を紛失した場合の鍵作成について

車の鍵を紛失した場合、対処の方法としてはいくつかが考えられますが、もっとも確実なのは、ディーラーに出向いて純正の鍵を再作成してもらうという方法です。

この場合、他の手段でせっかく作成したものの、車に適合せずに動かないという、最悪の事態が起きることはまずありません。
費用的には数千円で済むケースがほとんどですが、車両盗難防止のためにイモビライザーを付けている車の場合、納車時に受け取った、キーナンバーが刻印された小さなアルミプレートもいっしょに紛失してしまったようであると、キーシリンダーを引き抜いてキーナンバーを確認する作業が発生するため、数万円もかかってしまうことがあります。

イモビライザーがからまない鍵の紛失であれば、ディーラーではなくても、鍵作成の専門業者に依頼して、同様に再作成してもらう方法をとることも可能です。この場合、車検証に書かれているような、メーカー、年式、グレードなどのこまかな情報の提供を求められることがあります。

ディーラーに依頼した場合には、再作成までに少なくとも1週間程度はかかってしまうのとくらべると、かなり迅速に対応してもらえますし、費用的にも安い場合が多いため、そうした点では便利なものです。ただし、純正キーではありませんので、使用した際の摩耗が早かったり、作ってみたものの動かないといったトラブルが起きることもあり得ます。

イモビライザーが付いた車については、基本的には事前にキーナンバーを設定された鍵以外では動かない仕様となっているため、鍵作成業者が対応できる場合と、できない場合とに分かれます。